【ケニア】同性愛を描いて上映禁止…同国初、悲劇のカンヌ推奨作品

ケニア初のカンヌ国際映画祭ノミネート作品

以前から当サイトでも何度かお伝えした通り、世界には「同性愛を違法とする国」が未だに多く存在している。その中でも、東アフリカに位置するケニアにおいては、同性愛の疑いのある男性への肛門検査が違法であるとする判決が出たことなどを報じてきたが、またも同国で、同性愛に関するトピックが注目されていることを、CNNが27日に報じている。

それは、今年のカンヌ国際映画祭にノミネートされているケニア映画『ラフィキ』という作品についてである。

これは、ワヌリ・カヒウというケニア人の女性監督が、ウガンダの作家であるモニカ・アラク・ニェコの短編小説『ジャンブラ・ツリー』という作品にインスパイアされて製作したものだ。「ラフィキ(Rafiki)」とは、スワヒリ語で「友人」を意味する言葉であり、家族や政治的な圧力を受けながらも二人の若い女性が友情と愛を育てる物語となっている。

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映画『Rafiki』の1シーン

この作品は、ケニアの映画として初めてカンヌ国際映画祭にノミネートされ、お披露目を来月に控えている状態であった。しかし、なんと現地であるケニアでは映画分類委員会という組織により、上映が禁止されてしまったという。

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