パブロ・エスコバルという〝負の英雄〟
ドイツにおけるナチスや日本における靖国問題のように、多くの国では他国に取って敏感にならざるを得ない歴史問題を抱えている。上記の2つの例で言えば、ドイツではナチスのシンボルなどを使用することを法律で禁じているし、日本においては終戦記念日のたびに政治家の靖国参拝の是非がメディアを騒がせるなど、いまだにセンシティブな問題として国を揺るがしている状態だ。
こうした国家ごとの〝負の歴史〟とも言うべきもので、コロンビアが抱えているのが『麻薬王』と呼ばれたパブロ・エスコバル(1949〜1993)である。
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