「かぼちゃの馬車」破産を受けてスルガ銀行が会見…〝改ざん〟は?

負債総額60億円超…民事再生法の申請棄却

首都圏を中心に展開していた女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資事業を巡り、大問題となっている運営会社の「スマートデイズ(旧スマートライフ)」。30~50代を中心とした一般の会社員や公務員を相手に1億円近いローンを組ませ、8%以上の高額な利回りで「30年間の賃料保証」を約束。しかし、入居者が集まらずに賃料の支払いがストップ。さらには、オーナーへの融資を行っていたスルガ銀行による年収などの〝書類の改ざん〟が行われていたことを裏付けるような音声データが公開されるなど、次々と明らかになる〝悪質なシェアハウス投資事業の実態〟については、当サイトでも度々報じてきた通りである。

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そのスマートデイズは、今年4月に民事再生法の適用を申請していたが棄却され、今月15日、東京地裁により破産手続き開始決定を受けた。負債総額は、60億3500万円にのぼるという。

さらに同日午後、〝書類の改ざん〟が指摘されているスルガ銀行が会見を開いた。

スルガ銀行はこれまで、不正については認めていなかったが、行員を対象にした社内調査の結果、「数十人の行員が顧客の預金残高が不正に水増しされていることを知りながら、融資を行っていた可能性が高い」と発表。米山明広社長は、「顧客や株主など多くのステークホルダー(利害関係者)に多大なご迷惑とご心配をおけかし、深くおわび申し上げる」と謝罪した。

シェアハウスの投資事業を後押ししたスルガ銀行の〝黒い行員〟