【衝撃動画】要介護老人に虐待する瞬間を撮影された女性看護士の末路

特に先進国において、少子高齢化は避けては通れない問題となっている。現在、この高齢化社会を迎えつつある国は数多く存在するが、そうした中で多くの弊害が発覚しつつある。

日本においても、2015(平成27)年度の老人ホームなどの介護施設における高齢者への虐待が408件あったことが厚生労働省の調査により発覚している。これらはストレスなどを理由に、高齢者介護施設などでの虐待が発覚したものがほとんどだが、ヨーロッパ・イギリスでも最近、同様の案件が起こり、注目を浴びているようだ。

BBCが12日に報じたところによると、英国コーンウォール州セント・オーステルにあるケアハウスに勤務していた看護師が、同僚やケアハウスの入居者に対する虐待を行った結果、看護師助産師会から除名処分にされたという。虐待を行ったのはスーザン・バグナルという女性看護師で、患者や同僚にモルヒネを投薬。ハグナルの勤務するケアハウスでは元々、2016年10月に、入居者から、「体の状態が悪化している」という匿名の通報が行われていたそうだ。

写真はイメージです

その通報を受けて、ケアアシスタントとして潜入したBBCの記者は、バグナルが「彼女を黙らせる」と患者にモルヒネを投与するところを動画で撮影することに成功。これは、『パノラマ』というドキュメンタリー番組で特集され、放送されると、反響を呼んでいた。記者はさらに、バグナルが患者に「何も間違いなんかありゃしない」と言っているところも聞いているという。

Susan Bagnall(BBCより)

これを受け、看護師助産師会は、「バグナルの行動は、会に登録された看護師に求められるクオリティーから大きく脱しており、除名せざるを得ない」と声明を発表。現在、同会は18カ月にわたる係争中の事案に基づき、バグナルを仮の除名処分としており、裁判の結果によっては、バグナルは除名処分が確定するため、今後看護職に就くことはできなくなるという。上記の騒動が起きたケアハウスは既に閉鎖されている。

この件について、ネット上の外国人たちの間では「将来ケアハウスなんてものには入りたくないな」「なすがままにされることへの恐怖」と、いざとなったら職員に弄ばれる可能性のある、こうした老人介護施設への恐怖を語る声が多く、中には「本人も使っているから、その偉大さを患者にも分け与えたのだろう」と、バグナル自体がモルヒネを自分で使う悪徳看護婦だったとではという声なども上がっている。将来体が動かなくなった時に、こうした事件に巻き込まれたら――。そのような危惧を持った人々が多いようだ。

高齢化社会において、ますます社会における役割を増しつつある介護施設。将来的にはかなりの割合の人々がこうした施設を利用するだろうことを考えた時、虐待などの案件を可能な限り少なくする妙案は果たして今後、見つかるのだろうか。幸せな老後を過ごせるような世の中になるよう、我々には祈ることしかできないのだろうか。

(文◎コリス東条)