「てるみくらぶ」山田千賀子社長ら3度目の逮捕 1億5000万円詐取容疑

経営破綻した「てるみくらぶ」が銀行からおよそ4億円の融資金をだましとった詐欺事件について、警視庁は今月17日、同社がさらに別の銀行からもおよそ1億5000万円をだましとった疑いがあるとして、社長ら2人を再逮捕した。

再逮捕されたのは、経営破綻した東京・渋谷区の旅行会社「てるみくらぶ」の社長・山田千賀子容疑者(67)と、元社員で当時の経理責任者だった笹井利幸容疑者(36)の2人。逮捕容疑は、山田容疑者らが、2017年1月から2月にかけて、航空機のチャーター資金が必要だとして、黒字に見せかけたウソの書類を提出。それによって東日本銀行から融資金およそ1億5000万円をだましとった疑いがかけられている。

▲山田千賀子社長(Twitterより)

その融資金はホテルの支払いに使うなど、会社の運転資金に充てており、その後、一切返済されていないという。調べに対して2人は、いずれも容疑を認めており、山田千賀子容疑者は「自分が指示を出した」などと供述しているという。

山田千賀子容疑者らは、三井住友銀行からも同様の手口で融資金をだましとったとして、すでに逮捕、起訴されており、今回で3度目の逮捕となる。また、山田千賀子容疑者の自宅からは、現金およそ700万円も見つかっており、警視庁は没収されないように隠していたとみて、破産法違反の疑いでも調べを進めるとしている。

▲てるみくらぶのwebサイトには、破産開始のお知らせが表示されている

安かろう悪かろうという言葉があるように、安い物・商品にはそれだけのリスクがあるということを、我々はこの「てるみくらぶ」の経営破綻を通して学ぶべきなのかもしれない。

(文◎朝比奈ゆう)