<日大悪質タックル問題>日大の「再回答書」を全文公開

関学大監督に「極めて不可解」と言わしめた内容とは?

日本大学と関西学院大学の間で行われたアメリカンフットボールの定期戦で、日大守備選手が関学大の選手に悪質なタックルをして怪我をさせた問題で、22日に日大の宮川泰介選手が、翌23日に日大の内田正人前監督と井上奨コーチが、さらに25日に日大の大塚吉兵衛学長が記者会見を開いていたが、今度は被害選手が所属する関学大が26日午後3時から、兵庫県西宮市のキャンパス内で会見を開いた。

会見に先立ち、日大が反則行為についての調査結果として関学大へ提出した2回目の回答の内容を公開した。

以下、日大が関学に提出した再回答書である。

 

関西学院大学体育会アメリカンフットボール部

部長 池埜 聡様

ディレクター 小野 宏様

監督 鳥内 秀晃様

 

日本大学保健体育審議会アメリカンフットボール部 部長 加藤 直人

 

第51回定期戦における弊部選手による反則行為に係る貴部からの申し入れに対する回答について

平成30年5月6日に行われました貴部との定期戦において発生した弊部選手の反則行為について、改めて、負傷された貴部選手へ謝罪し、お見舞い申し上げます。また、ご迷惑をおかけしました貴部関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

貴部より平成30年5月10日付けで送付いただきました申し入れに係る弊部確認作業等のためご猶予いただきました項目及び5月17日付文書でご指摘のありました項目について、以下のとおり回答いたします。

 

1 貴部との定期戦前半第1攻撃シリーズ1プレー目の弊部選手反則行為に係る弊部見解について

【1】それまでの指導内容

弊部では、他の同僚大学アメリカンフットボール部と同様、コーチ制を採っており、監督の意向を受け、コーチが各ポジションリーダーまたは各選手に指示を出し、併せて、各ポジションリーダーは自らが担当するポジションの選手のとりまとめを行っております。

日常の練習においては、弊部コーチ及びポジションリーダーが、選手に反則行為があった場合、その都度当該選手に確認及び指導を行っております。また、弊部選手全員に対しても、場合によってはグラウンドで、通常はミーティング会場において、その行為がなぜ反則であるのか、共通認識を持つことを徹底しております。

【2】当該プレーに至った経緯

弊部選手は、日本代表に選ばれるほどの実力者であります。貴部が5月17日付けで作成されました見解にも記載がありますとおり、昨年の甲子園ボウルや今春の試合において、弊部選手はルールの範囲内でプレーをしておりました。弊部選手は「気持ち」を前面に出すことで、さらに選手として成長できると非常に期待されておりましたが、その「気持ち」が、直前の連休期間中の練習ではみられませんでしたため、気持ちを前面に出すようにとの指導を行いました。しかし、メンバーを決める段階ではそこまでのレベルにはなっていないと判断し、当初のメンバーには入れておりませんでした。しかし、試合直前、本人が試合に出たい旨申し出があり、強い「気持ち」があることが確認できたため、急遽メンバーにすることを決めた経緯があります。

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