「私が殺した」加害者遺族をも死ぬまで苦しめる〝死刑制度〟の罪と罰

兄弟を死刑で亡くした遺族の知られざる苦しみに迫る

現在、アメリカで法律により死刑制度が定められているのは31州。そのほとんどの州では「薬物投与」による方法で死刑が行われているが、死刑囚が薬物投与以外の方法を選択した場合、いくつかの州では現在もその他の方法で死刑が行われることがある。アラバマ州、アラスカ州、フロリダ州、ケンタッキー州、サウスキャロライナ州、テネシー州、バージニア州では「電気椅子」、アリゾナ州とカリフォルニア州では「窒素ガス吸入」、ワシントン州では「絞首刑」、ユタ州では「銃殺」により死刑が執行されている。

現地のニュースサイト「A&E」のインタビューに答えたランディー・ガードナー(54)は、弟のロニー・ガードナーを死刑により亡くしている。ロニー元死刑囚は1985年、23歳の時に死刑判決を受け、薬物投与ではなく銃殺を選び、2010年に刑を執行された。

兄のランディーはロニー元死刑囚についてこう語る。

「ロニーは子供の頃から色々なトラブルを起こしては収容施設に入れられていた。家族がロニーに会えるのは、決まって彼が施設を脱走した時だけだった。なんだか、それが普通になっていたよ」

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「死刑に処されるべきは俺なんだ」