【豪州発】訪問から数年後に旅行者が怪死する〝死の街〟で何が…?

付いた異名は「オーストラリアのチェルノブイリ」

一時期、日本でも「廃墟本」のブームがあったように、「廃墟」や「ゴーストタウン」に惹かれる人というのは昔も今も一定数存在するものである。怖いもの見たさ、滅びの美……そうした魅力が廃墟にあることは否定できないのだが、こうした場所には様々な危険があることをご存じだろうか。

まず、廃墟に入ること自体が不法侵入罪に問われる可能性もあるし、老朽化した建物が崩壊・倒壊する危険性だってある。

そんな危険すら廃墟の魅力なのかもしれないが、現在、その崩壊・倒壊の危険性があまりにも高いとされるゴーストタウンがオーストラリアに存在し、注目を集めている。

BBCが今月13日に伝えたところによれば、オーストラリアの西オーストラリア州にあるウィテヌームというゴーストタウンに大勢の観光客が訪れており、オーストラリア政府が頭を悩ませているという。このウィテヌームは、1970年代まで鉱山の町として機能していたが、その後、閉山されて現在はゴーストタウンとなった場所だ。実はこのウィテヌーム、肺がんや塵肺、肺線維症などの原因として有名な有害物質・アスベストが多く存在している場所で、以前の住民や訪問したことのある人々がこれまでに数千人以上、ここでアスベストを体内に取り入れてしまったことが原因で死亡しているとされているのである。州政府は、このウィテヌームについて、ロシアにおけるチェルノブイリの原発事故や、イギリスのボパールにおける化学工場事故の事故に比肩しうる「オーストラリアにおける最大の労働安全衛生上の悲劇」としているという。

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「風がなかったので、短期間の訪問ならば問題ないと思った」