【コロンビア発】銃乱射事件で9人虐殺…反政府組織の争いか?

重武装をした男たち10人ほどがビリヤード場で銃を乱射

今でこそ、北米、中米、南米で最も危険な国といえばメキシコという印象が強いが、もともと危険な国として知られていたのはコロンビアであった。1970年代から80年代にかけて、パブロ・エスコバルをリーダーとした犯罪組織「メデジン・カルテル」が暗躍。最盛期には世界のコカイン市場のおよそ8割を支配するなど、ダークな国家としてのイメージを確固たるものにしていたのである。

そのメデジン・カルテルがほぼ壊滅状態となった今も、その残党を含めた犯罪組織が多く存在し、さらに2016年まで続いていた反政府ゲリラ組織「コロンビア革命軍」の戦闘(ちなみにこの年に政府との和平に成功したコロンビア革命軍は武装解除した後は政党として活動しており、現在10人ほどコロンビア革命軍出身の政治家が議会にいる)や、その他の反政府組織と政府軍の戦闘が起こるなど、いまだに危険度は高い国だと言われている。そんなコロンビアで、残虐な殺人事件が起こり、世界に衝撃を与えている。

コロンビアのローカル・ニュースサイトであるコロンビア・リポートが先月の31日に伝えたところによると、コロンビアの北東部にあるノルテ・デ・サンタンデール県エル・タラ村で先月30日、ビリヤードホールが武装した男たちに襲撃され、9人が死亡した。事件当日、ビリヤードホールには、重武装をし、フードをかぶった男たち10人ほどが乗り込み、場内で銃を乱射したという。

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2つの反政府ゲリラ組織はともに犯行を否定する声明を発表