【現地撮】鶯谷「コインロッカー乳児遺棄事件」を起こした母親の現実

赤ちゃんは生後4〜5年…コインロッカーを転々と

東京・鶯谷のコインロッカーから、乳児の遺体が発見された。この乳児を遺棄したとして、9月24日、自首してきた49歳の母親が尾久署に逮捕された。

「赤ちゃんが生きて生まれてこなくてパニックになった」

母親は取り調べに対し、このように述べているという。

さらに母親は、生んだのは4~5年前で、コインロッカーの場所を移動させながら、ずっと保管していたと供述。そのため、乳児は性別もわからないほど腐敗した状態だったという。

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死産だったのか、産んでから殺害したのか。本人の供述をよそに推測は尽きないが、それはこれからの取り調べで明らかになっていくことだろう。

鶯谷という地域で起こったというだけで、東京の事情に詳しい人の多くは「やっぱり…」と、眉をひそめる。

台東区・鶯谷は東京23区の中でも、ダークな側面を抱えている街である。垢抜けした港区や世田谷区や目黒区が東京のすべてだと勘違いしている地方出身者は多いが、実は台東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区…といったエリアは、綺麗事だけでは語れない。

鶯谷の根岸側の駅前は、山手線の駅とは思えないほど細い路地が多く、ラブホテルが密集している。そしてデリヘルなど、性風俗店の拠点にもなっている街である。いわゆる風俗紹介所も複数あり、日本最大のソープランド街・吉原も近い。

乳児が発見されたコインロッカーのすぐ横には巨大なラブホテル街が広がっている(撮影◎筆者)

性風俗関係者が多い街で起こった乳児遺棄事件。ある種の悲哀として受け止めるだけでなく、こうした事件を予防するための具体的な取り組みが必要だろう。

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