大物Hip-Hopプロデューサーが殺人罪で懲役28年!「アメリカ東西海岸戦争」余波

口論から友人らをひき殺し、重傷を負った者も…

この事件は、15年に制作されたラップグループNWAの伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』の撮影現場であるロサンゼルスおいて、ナイトが2人をひき逃げしたというものだ。現場では、ナイトと友人らが口論となり、レストランの外で、ナイトの運転するピックアップトラックがその友人をひき殺し、さらに俳優のクリー・ボーン・スローンも頭や足に重傷を負った。

カリフォルニア州では、不抗争の答弁をした場合、有罪判決はほぼ免れないものの、ナイトは司法取引に応じたため、当初終身刑の可能性もあるところを22年の判決、及び前科のある人間が再び罪を行うことで罪が重くなる三振法により足される6年の、計28年という判決になるとされている。

この件について、ネット上の外国人たちの間では「なんてこった」「これによってデス・ロウ・レコードに傷がつくとしたら、なんたる皮肉なことだろう」と、おそらくナイトのファンと思われる人々からの、彼が収監されることに対しての悲しみを語る声が上がっている。一方で、「彼は90年代から人を殺していただろうに」「ラップ界が綺麗になった」など、上記のアメリカ東西海岸抗争の際に、裏から殺人指令を下していたという黒い噂を持つナイトが法の裁きを受けることを歓迎する声など、賛否両論が渦巻いている。

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