2023 年 4 月 6 日、東京 – 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 (MHIEC)は三菱重工業株式会社のグループ会社です。 (三菱重工)、東京都北区の北清掃工場の建て替えを東京都清掃局より受注。 1998年から稼働しており、1日600トンの排出能力を持つ一般廃棄物焼却施設です。 新施設の完成・引き渡しは2030年2月を予定しています。
新工場は、1日あたり300トンの処理能力を持つ2基の焼却炉(注1)と発電設備で構成されます。 使用するバーナーは、従来のバーナーよりも乾燥燃焼工程を改善するためにMHIECが独自に開発した着火減量の少ないV型廃棄物ストーカーバーナー(注2)です。 このシステムの日本での使用はこれが初めてです。 また、燃焼時に発生する熱を利用した高効率発電と、近隣の都市施設への余剰熱供給も併せて行う。
新工場に設置するV型バーナは、バーナ構造とバーナ形状を改良し、乾燥、燃焼、燃焼後の各工程でバーナ面を炎の中心に向けたものです。 この設計の主な利点は、廃棄物燃焼時に輻射熱を効率的に利用できるため、安定した燃焼に役立ち、性状や条件の異なる廃棄物の量を減らし、燃焼後の灰の未燃物の割合を減らすことができます。環境負荷低減に貢献します。 この設計による環境性能等が評価され、2022年7月に日本産業機械工業会主催の第48回環境システム大賞において「経済産業大臣表彰最優秀賞」を受賞しました。 (JSIM). (注3)
本プロジェクトの入札は、提案の技術的側面とコストを考慮に入れた総合的な評価として実施されました。 MHIECの提案は、建物の圧迫感を最小限に抑え、二酸化炭素の環境負荷を低減するなど、地域の歴史を反映した外観デザインが採用されたことが評価されて採用されました。2 多摩地域の木材を適切に使用することによる安定化、およびセンシングとディープラーニング技術を使用した自動燃焼制御の改善。 既存建物の解体撤去、新施設の建設を合わせた税抜きの契約総額は約552億円。
MHIEC は、環境保全システムの技術開発力と、廃棄物処理施設の建設、運営、保守における豊富な経験を生かし、2008 年に三菱重工の環境保全事業を成功させました。 プラントの立ち上げから運用までトータルなソリューションを提案できる体制を整えており、長期運用・保守のアフターサービスにも対応しています。 MHIECは今後も、既存設備の高効率化、AI・IoT・自動化による遠隔監視による焼却炉の高度化、ライフサイクルコスト(LCC)の低減に向けた提案を積極的に行うことで、グローバルに事業を拡大していきます。
- 1焼却炉は、廃棄物発電プラントで最も広く使用されているタイプの炉です。 廃棄物は耐火鋳物製の火格子の上を移動しながら燃焼します。
- 2 強熱減量は、乾燥したボトムアッシュの未燃分の重量パーセントです。
- 3 第48回注目環境システム大賞V型燃料の「経済産業大臣賞」については、以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.mhi.com/news/220727.html
「不治の思想家。食品愛好家。微妙に魅力的なアルコール学者。ポップカルチャーの擁護者。」
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