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日本ではまだマイナー扱いのCFD取引

日本ではまだマイナー扱いのCFD取引

CFD取引は、日本ではまだ歴史の浅い、始まったばかりの投資手法です。

新しい投資商品なので取り扱う業者もまだ少なく、一般に認知されていないのでマイナーな投資手法だと考えている方もいるかもしれません。

しかし実際には世界中で人気があり、しっかりと基本的な投資法も確立されているメジャーな投資なのです。

CFD取引の始まりは1990年代のロンドンで、ロンドンでは今も活発にCFDの取引が行われています。その他にもアメリカやオセアニア地域とヨーロッパを中心に70か国を超える国で活発に取引されています。

今回はCFD取引の歴史と海外での評判について見ていきます。

CFD取引は世界三大証券取引所にも数えられるロンドンで生まれました。

それ以前にもCFD取引と同様の取引形式の投資であるバケットショップという場外取引も行われていましたが、これは詐欺であると禁止されていました。

その後、現在のかたちのCFD取引が1990年代の前半にロンドンで始まり、1997年にはアメリカでも始まりました。しかし、日本ではまだCFD取引は始まったばかりで2010年になってやっと始まった新しい投資法として認識されています。

海外では1990年代から始まったCFD取引ですが、日本では2010年になったやっと始まりました。そのため認知度も低く、マイナーな投資として考えられているのかもしれません。

日本でのCFD取引は東京金融取引所が2010年10月1日に取引所株価指数証拠金取引の上場認可を金融庁から取得しました。

CFD取引発祥の地であるイギリスでは当然ながらCFDの取引がとても盛んにおこなわれています。イギリスのロンドン市場で取引されている金融商品の約30%がCFD取引であるとも言われるほどの人気商品です。

CFD取引が始まったイギリス以外にもCFDの取引は世界中で盛んにおこなわれています。

その中では日本は後発なので、まだまだこれから人気が高まっていくことが予想されます。

海外でCFD取引が盛んなのは、アメリカ、フランス、ドイツ、そしてイギリスなどの先進国です。また、これらの国以外にもヨーロッパやオセアニア地域の70か国以上の国でCFDの取引が行われています。

CFD取引は差金決済取引です。同じ形式の取引として日本でもすでに人気を集めているFXがあります。

FXとCFDの違いは投資の対象です。

FXが為替を対象にしているのに対し、CFD取引は株式指数や債券などを対象にしています。

取引の仕組みがFXと同じで理解しやすいこと、そして1つの口座から様々な対象に投資できること、しかもその対象は世界中という点において今後はCFD取引も人気を集める可能性が高そうですね。

人気の秘密はレバレッジが使えることと、投資の対象が多様で世界中の様々な金融商品に対して投資できることです。取引の仕組みはすでに人気のあるFXと同様ですし、FXが為替のみを対象にしていることにくらべて様々な商品を対象に投資できるからです。

今後CFDが日本でもメジャーになるにつれて手数料やスプレッドなどの条件も整えられていくことも期待したいと思います。

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