日本時間2024年2月24日21:00
計画の概要によると、防衛省は今秋、職員100人規模で革新的な技術を開発するための新たな研究機関を立ち上げる予定だ。 この研究所は、国の防衛装備開発能力を強化することを目的としています。
任用予定職員のうち企業や大学など省外から50人が任命される。
米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)など海外の同様の組織をモデルとし、官民連携で研究開発を進めることを目指している。
同省はこれまで、陸海空自衛隊のニーズに応える防衛装備品を個別に開発するさまざまな機関を設置してきた。
新研究所では、プロジェクトの設計や管理を担うプロジェクトマネジャーの役割を民間企業などの優秀な人材に任せる予定だ。
この新しい研究所は主に DARPA と国防総省の国防イノベーションユニット (DIU) をモデルにしています。
現在、DARPA はインターネットやその他の中核技術を開発しており、DIU は多くのハイテク企業が集中している場所の防衛に適用できる民間部門の技術を特定しています。
同省は、DARPA型プロジェクトの中核メンバーとして外部の研究者を起用する新研究所が、戦闘を根本的に変えることができる高度な技術を開発することを期待している。
同省は実用化例として、素粒子を使って潜水艦を探知する技術の開発を期待している。 この技術が開発されれば、現在の音波を使った方法と比べて、より高感度かつ遠距離から潜水艦を探知できる可能性があります。
DIU型事業については、先端技術を有する企業や大学等の研究に対して資金援助を行い、貢献できる技術であれば防衛・民生分野で活用できるデュアルユース技術を新研究所に研究させる。これに。 防衛装備の開発。
同省は、人工知能ソフトと高解像度の画像認識技術を組み合わせて、暗闇でも自律走行できる無人車両の実現などの発展を期待している。
英国は2023年に同様の研究機関を立ち上げ、オーストラリアも同様の研究機関の設立を準備している。
同省は、中国などとの技術開発競争で日本が優位に立つよう、同盟国の米国のほか、日本が準同盟国とみなす英国、オーストラリアとも積極的に連携する方針だ。
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