日本最大のビジネスロビー団体の代表は日曜日、岸田文雄首相の政府が数十年にわたる日本の経済低迷に完全に対抗するために必要な措置を講じることに期待を表明した。
岸田氏率いる自民党の年次総会での講演で、経団連として知られる日本経済団体連合会の十倉正和会長は、日本の経済は力強い賃金の伸びを背景に上昇傾向にあると述べた。
都倉氏は「今年を30年に及ぶ不況を完全に克服する歴史的な転換点とするために国が一体となって取り組むことが重要だ」と述べ、政府・自民党と協力して経済界を支援することを誓った。
同氏のコメントは、日本労働組合総連合会(通称連珠)が事前調査で、地元企業が今年の労働組合との交渉で平均5.28%の賃上げに合意し、過去30年以上で最大の賃上げに合意したと発表した数日後に出た。
関係筋によると、最近の日本企業収益の拡大を踏まえ、岸田政権は今月初め、デフレ脱却を正式に発表するか物価下落の継続を発表するか検討を始めた。
2023年の日本のコア消費者物価(変動の激しい生鮮食品を除く)は3.1%上昇し、41年間で最も速い伸びとなった。
一方、関係筋によると、日銀は火曜日までの2日間の金融政策決定会合でマイナス金利を解除する見通しで、マイナス金利は17年ぶりの利上げとなり、長年の異例緩和からの脱却となる。
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