[シンガポール 16日 ロイター] – 日本の防衛大臣はシンガポールで開かれた安全保障対話会議シャングリラで、日韓両国は日曜日、安全保障協力の緊密化の妨げとなっている過去の軍事衝突を巡る相違を速やかに解決することで合意したと述べた。
浜田康和氏は、アジア最高安全保障会議の一環として、韓国のイ・ジョンソプ氏と会談した。
ハマデ氏は会談後記者団に対し、「未解決の問題について話し合った」と述べ、2018年のレーダー事件の「再発防止策を含む協議を加速する」ことで合意した。
同氏は「韓国との緊密な連絡を継続していく」と述べた。
2018年の事件では、韓国の駆逐艦が日本の偵察機に照準レーダーを設置したという日本政府の主張を韓国政府が否定し、アジアの近隣諸国の関係を悪化させる紛争を引き起こした。
この問題に関する質問に対し、李氏は記者団に対し、浜田氏と再発防止策の策定に重点を置き、実務協議から問題を解決することで合意したと述べた。
韓国国防省は、李氏と浜田氏が水曜日の北朝鮮の人工衛星打ち上げ失敗を非難し、弾道ミサイル技術を利用した全ての打ち上げを禁止する国連安全保障理事会決議の「重大な違反」であると述べた。
同省は声明で、北朝鮮の核・ミサイルの脅威を軽減し、インド太平洋地域の安定を促進するために、二国間および共通の同盟国である米国との安全保障協力の強化の必要性で閣僚が一致したと発表した。
浜田氏は、私と日本、韓国、米国の防衛協力強化の重要性について意見が一致したと述べた。
(金子香織、ティム・ケリー記者、ソウルでシン・ヒョンヒ、ヒョン・ヨンイ記者追加取材、ジェリー・ドイル、ウィリアム・マラード編集)
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