日本時間2023年10月9日18時55分
ストックホルム(ロイター) – スウェーデン王立科学アカデミーは月曜日、米国の経済史家クラウディア・ゴールディン氏が「女性の労働市場の結果についての理解を深めた」として、2023年のノーベル経済学賞を受賞したと発表した。
正式にはアルフレッド・ノーベルを追悼するスウェーデン国立経済学賞として知られるこの栄誉ある賞は、今年のノーベル賞の最後であり、賞金は1,100万スウェーデン・クローナ(99万9,137ドル)に相当する。
経済学賞は今年のノーベル賞受賞者の最終回で、これまでに新型コロナウイルスワクチンの発見、原子ショット、「量子ドット」のほか、ノルウェーの劇作家やイランの活動家が受賞している。
経済学賞は、ダイナマイトの発明者で実業家であるアルフレッド・ノーベルの意志で創設された、科学、文学、平和を対象とした元々の賞ではなく、1968年にドイツ国立銀行によって創設され、資金提供された後から追加された賞である。
翌年には最初の経済学賞が授与され、これまでの受賞者にはフリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク、ミルトン・フリードマン、そして最近ではアメリカの経済学者ポール・クルーグマンなど、影響力のある思想家や学者が多数含まれている。
昨年、ベン・バーナンキ元FRB議長を含む3人の米国経済学者が、銀行を規制し、破綻した貸し手を公的資金で支援することで、1930年代の大恐慌のような深刻な経済危機をどのように回避できるかに関する研究で受賞した。
($1 = 11.0095 スウェーデン クローナ)
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