[8月30日 ロイター] – 米国のビジョンシステム会社コックスネックスは水曜日、日本の光学部品メーカー、モリテックスを400億円(2億7349万ドル)で買収することで合意したと発表した。同社は日本市場での存在感を高めるため、これまでで最大の買収となる。 。
マサチューセッツ州に本拠を置くコグネックス( CGNX.O )は、CITICキャピタル・ホールディングス傘下の中国の未公開株投資会社トラスター・キャピタルからモリテックスを買収する。
トラスターは別の声明で、この取引は今後数カ月以内に完了する予定だと述べた。
この全額現金取引はコグネックスにとって1981年の設立以来最大の買収となり、モリテックスは売上高の6~8%に貢献すると見込まれている。
トラストー氏によると、モリテックスは産業用のハイスペックレンズや照明などのマシンビジョンシステムのほか、医療機器や美容機器も製造している。
コグネックスのウェブサイトによると、コグネックスはビジョンシステム、ソフトウェア、センサー、産業用バーコードリーダーに加え、空港の手荷物取り扱いから半導体製造プロセスに至るまでの分野をカバーするソリューションやツールを提供している。
コグネックスのCEO、ロバート・ウィレット氏は「今回の買収による光学部品分野への拡大により、当社のサービス市場が拡大し、日本のマシンビジョン市場への浸透がさらに深まるだろう」と述べた。
トラストスター・キャピタルによると、三菱UFJモルガン・スタンレーがこの取引の財務顧問を務めた。
コグネックスは、エバーコアが唯一の財務顧問を務めたと述べた。
(1ドル=146.2600円)
バンガロールではナヴィヤ・ミタル氏、北京ではロクサーヌ・リュー氏が報告。 編集:Varun HK と Sharon Singleton
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