東京(共同)-サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、父親のサルマン国王の健康状態を理由に、月曜日から予定されていた4日間の日本訪問を延期したと日本政府が発表した。
林芳正官房長官は記者会見で、日曜夜に日本政府がサウジの事実上の支配者による直前の延期に関するリヤドの通知を受け取り、両国政府がリヤド訪問を再調整すると述べた。
政府首席報道官は、延期と日曜日にイランで発生したエブラヒム・ライシ大統領のヘリコプター事故との関連性についてコメントを控えた。
皇太子の最後の来日は2019年6月、大阪で主要20か国首脳会議が開催されたときだった。
サウジ国営メディアは日曜、88歳のサウジ国王が発熱と関節痛に悩まされており、同国西部ジェッダ市の医療機関で検査を受ける予定だと報じた。
日本政府によると、皇太子は火曜日に岸田文雄首相、水曜日に徳仁天皇と東京で会見する予定だった。
政府によると、ムハンマド・ビン・サルマン首相と岸田首相は、水素やアンモニアなどのクリーンエネルギー源だけでなく経済分野での二国間協力について話し合うほか、日本のアニメーションを通じた交流を強化する予定だという。
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