フィリピンと日本は昨年2024年7月8日、マラカニアン宮殿で防衛協力をさらに強化する相互アクセス協定（RAA）に署名し、両国間の共同軍事演習が始まった。
同日、タギッグ市で記者会見したジルベルト・テオドロ・ジュニア国防総省長官は、 日本のRAAは、オーストラリアおよび米国との訪問部隊協定（SOVFA）においても同様であると述べた。
テオドロ氏と日本の上川陽子外務大臣が署名したRAAは、両国に共同訓練のために互いの領土内に軍隊を派遣する権利を与える。
テオドロ氏によれば、「今後の道は、我が国軍が自国間および軍間で相互に受け入れられる信頼醸成措置を講じることである」という。
これまでフィリピン国軍と日本軍は災害時や民間人が支援を必要とする場合の訓練や海上協力にのみ協力していた。
中国の位置と西フィリピン海への侵入をめぐる緊張が高まる中、フィリピンと日本の軍事演習の拡大は防衛力の強化に役立つだろう。
（写真提供：国防総省）
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