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任天堂、ゲーム販売好調で年間利益予想を引き上げ

任天堂、ゲーム販売好調で年間利益予想を引き上げ

2023年11月6日、東京中心部の任天堂ストアで陳列された商品を眺める人々。日本のゲーム大手は11月7日に第2四半期決算を報告する予定だ。

リチャード A. ブルックス/AFP

東京 – 任天堂は火曜日、上半期の新作「ゼルダ」と「ピクミン」ゲームの販売が好調だったことを受け、年間純利益予想を引き上げた。

日本のゲーム大手である同社は、3月末までの12カ月間の純利益が4,200億円(28億ドル)になると予想しており、従来予想の3,400億円から増加すると発表した。

任天堂は声明で「今年度発売したタイトルはいずれも好調で、『ゼルダの伝説 王国の涙』は1950万本、『ピクミン4』は261万本を記録した」と発表した。

「4月のスーパーマリオブラザーズ映画の公開は、マリオ関連ゲームの売上にプラスの影響を与えた」と京都に本拠を置く同社は付け加えた。

4~9月期の純利益は17.7%増の2713億円、売上高は21.2%増の7962億円だった。

東洋証券のアナリスト、安田英樹氏は決算発表前にAFPに対し、「ピクミンは間違いなく上半期に(業績に)貢献した」と語った。

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任天堂は、2001年に発売された植物のような生き物「ピクミン」が登場する人気ゲーム「ピクミン4」を7月にSwitchで発売した。

安田氏は、10月に発売されたスイッチ本体の「マリオレッド」バージョンとスイッチの新作ゲーム「スーパーマリオブラザーズワンダー」の売れ行きが好調だと付け加えた。

Switchコンソールは発売7年目だが、「マリオ映画が大きな変化をもたらした」と同氏は語った。

ユニバーサル・スタジオ、任天堂、イルミネーションの合弁事業である「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、1993年の不運な実写映画に続く、マリオを大画面で上映する2度目の試みである。

マリオ映画や新しいゼルダやマリオのゲームなど、成功を収めたコンテンツは「継続的に制作されている」と安田氏は語った。