台風19号シャンシャンにより、気象庁は最高レベルの警報を発令した。
暴風雨による土砂崩れと自動車事故により、3人が負傷、3人が行方不明となっている。
台風は木曜日に九州南部に上陸する見込みで、鹿児島県は暴風、高波、大雨に厳重警報を発令した。
同庁によると、シャンシャンは水曜朝、屋久島南部の約120キロ南にあり、時速112マイルの風を吹きながら九州に向かって北上していた。
台風を取り囲む暖かく湿った空気と別個の高気圧により、中部日本の鎌郡市に豪雨が発生し、土砂崩れで5人が住む家が埋まった。
消防庁(FDMA)によると、うち2人は生きたまま救助され、職員らが残りの3人を捜索中だという。
消防庁によると、台風が通過した南の島・奄美市で、バイクに乗っていた人が暴風雨に見舞われ転倒した。
台風が今後数日間かけて日本列島をゆっくりと通過し、洪水や土砂崩れの恐れがあり、交通や企業、その他の日常生活に支障をきたす恐れがあるため、気象当局や政府関係者は全国で大規模な被害が発生することを懸念している。
松村祥文防災大臣は水曜日の対策本部会議で、台風が「前例のない」レベルの暴風、高潮、高潮、大雨をもたらす可能性があると述べた。
同氏は、シャンシャンの予想される進路の住民に対し、近くの避難所を確認するなど、命を守るための予防措置を講じるよう呼び掛けた。松村氏は住民、特に高齢者に対し、安全上の懸念がある場合にはためらわずに避難するよう呼び掛けた。
政府はまた、災害対応リソースを確保するため、日曜日に毎年恒例の地震訓練を中止した。
南西部の都市と島々を結ぶ国内線数十便は金曜日まで欠航となる。
JRは、ほとんどの新幹線と在来線は水曜日は通常通り運行するが、九州の多くの列車は木曜日に運休すると発表した。
本州でも日曜まで同様の措置が取られる可能性がある。
九州地方でも郵便や宅配サービスが停止され、スーパーなどの商店も早期閉店を発表した。
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