サンパウロ(ロイター) – 日本の農林水産省は金曜日、ブラジルのサンタカタリーナ州の裏庭鶏群での高病原性鳥インフルエンザの発生をきっかけとした禁止措置を受けて、同州からの鶏肉の輸入を再開すると発表した。
同省は声明で、サンタカタリーナ州の家禽がこの病気に感染していないことが確認されたため、7月17日に課せられた禁止措置が解除されたと発表した。
これに先立ち、サンタカタリーナ州はジョルジーニョ・メロ知事の発言を引用し、禁止措置が解除されたと発表した。
サンタカタリーナ州政府は、発生関連の禁止措置が課されてから28日後に異常が見つからなければ鶏肉の販売を再開できるとするブラジルと日本の二国間協定を発表した。
「サンタカタリーナ州には鳥インフルエンザはありません」とマイロさんは語った。 「私たちは動物の健康を参考にしています…感染拡大はすでに克服されています…」と知事は述べた。
ブラジル農業省は、サンタカタリーナ州がブラジル第2位の鶏肉の生産・輸出国であると発表した。 同氏は、日本が卵、鶏肉、その他の副産物に課していた禁止措置を解除し、金曜日に発効したことを認めた。
州政府によると、日本はサンタカタリーナ州最大の家禽輸出先であるため、このニュースは地元の食肉加工業者にとって朗報だという。
豚肉・鶏肉ロビー団体ABPAがまとめた貿易データによると、2023年最初の7カ月間に日本より多くのブラジル産鶏肉を輸入したのは全国的に中国だけだった。
日本は6月下旬にエスピリトゥサント州から、7月中旬にサンタカタリーナ州からの鶏肉製品の輸入を一時禁止した。
5月、ブラジルは野鳥による高病原性鳥インフルエンザの初症例を報告した。 しかし、商業的な群れは検出されていないため、この国には技術的にはこの病気が存在しない状態が保たれている。
ABPAのデータによると、日本は7月までの1年間にブラジルから鶏肉製品を25万7,446トン購入し、前年比8.2%増加した。 この時期、ブラジル最大の卵輸入国でもあった。
(リオデジャネイロのロドリゴ・ベガ・ジャールとサンパウロのアナ・マヌによるレポート、ロベルト・サモーラとピーター・フロンティーニによる追加レポート、アナ・マヌによる執筆、ジョナサン・オーティスとダイアン・クラフトによる編集
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