上川陽子外務大臣は土曜日、イスラエルとパレスチナ過激派組織ハマスの戦争で深刻化する人道危機に直面しているガザ地区へのさらなる支援を引き続き検討すると述べた。
上川氏は、カイロ郊外でオンラインで開かれた紛争について話し合う国際会議での演説で、中東地域での「不安定の拡大を防ぐ」ための外交努力を誓った。
火曜日に発表された、ハマス支配のパレスチナ自治区に対する日本政府の1,000万ドルの人道支援は「日本が計画している最初の支援であり、適切な時期に現地のニーズに基づいて支援を検討する」と上川氏は述べた。 会議。
2023年10月21日にエジプトの首都カイロ郊外で開催された「カイロ平和サミット」として知られる国際会議で演説する上川陽子外務大臣。 (写真提供:外務省)(京都)
同氏は人道状況改善の一歩として、土曜日にエジプトとガザの間のラファ国境検問所が開通し、救援物資を積んだトラックが国境のパレスチナ側に入ることが可能になったことを歓迎した。
ラファ交差点は、2日前のイスラム過激派によるユダヤ人国家への奇襲攻撃に対抗して、イスラエルが10月9日にガザ地区を全面封鎖して以来初めて開通した。
上川氏は「ハマスによるテロ攻撃」に対する日本の非難を繰り返した一方で、長期にわたるイスラエル・パレスチナ紛争の解決を目指す「二国家解決」を支持する日本の立場は「揺るぎない」と強調した。
エジプトに移る前に上川氏は、中東地域からの原油輸入に大きく依存しており、伝統的に中東地域との友好関係を維持してきた日本にとって、中東地域の安定が重要であると述べた。
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