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岸田首相、自民党総裁選に出馬しない決意を表明

岸田首相、自民党総裁選に出馬しない決意を表明

速報:岸田氏、次期首相に誰が最適かについてコメントを拒否


東京 – 日本の岸田文雄首相は、来月の自民党総裁選には出馬せず、政治資金集めスキャンダルの責任を取ると明言した。

岸田氏は官邸で記者会見し、首相辞任につながる可能性がある選挙に出馬しない決断は「自民党が変わることを示す第一歩」だと述べた。

2024年8月14日に東京の首相官邸で記者会見する岸田文雄首相。 (京都)

岸田氏は党派の一部が関与した政治資金調達スキャンダルへの対応を巡り、党内で厳しい批判にさらされている。

2021年10月に発足した岸田内閣の支持率は不祥事を受けて20%台にまで低下した。

岸田氏は不人気にもかかわらず、党首選での再選を熱望していた。しかし、政治評論家らによると、自民党内では同氏の指導の下で次の総選挙で自民党がどうなるかという懸念から、同氏の辞任を求める声が高まっているという。

これまでのところ、国民の人気が高い石破茂元防衛相が自民党総裁選への出馬に意欲を示している。石破氏はかつて自民党幹事長を務め、与党内ナンバー2の人物だった。

関係筋によると、改革志向の戦士でソーシャルメディア活動家の議員でもある河野太郎デジタル大臣は、自民党副総裁で元首相の麻生太郎氏との出馬に興味を示しているという。

自民党の茂木敏充幹事長、高市実経済安全保障相、小泉進次郎元環境相、小林隆行元経済安全保障相も選挙戦に加わる可能性がある。


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