[東京(ロイター)]日本の岸田文雄首相は、ネットゼロ移行に向けた日本の技術を紹介する目的で、今月後半にサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールを訪問し、エネルギー市場について話し合う予定であると高官が明らかにした。
エネルギーに乏しい日本は石油需要の大部分を石油輸出国機構に依存しており、同機構にはサウジアラビアとアラブ首長国連邦がOPECの主要加盟国であり、一方カタールは液化天然ガスの需要の一部をまかなっている。世界最大の – 。
日本の外務省高官は、岸田氏が「今後何年にもわたって各国の責任ある指導者と個人的な信頼関係を築くことが非常に重要だ」として、3カ国を7月16~19日の日程で訪問すると述べた。
同高官は匿名を条件に記者団に対し、「ウクライナ情勢の影響で原油価格が高くなっており、現在の石油市場やLNG市場について意見交換することが非常に重要だ」と語った。 「エネルギー市場の安定についてこれら諸国と意見交換することは非常に重要だ。」
日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指しているため、よりグリーンな再生可能エネルギー技術の開発に積極的であり、エネルギー産出国も野心的なグリーン目標を掲げているため、岸田氏は日本のノウハウの普及にも努める予定だ。
同関係者は「今回の訪問で期待される成果の一つは、日本の技術を生かしつつ、水素やアンモニアといった環境に優しいエネルギー源の新エネルギー分野で協力し、エネルギー分野での協力関係を拡大することだ」と述べた。 。
リヤドがよりクリーンな燃料やエネルギー源を含む他のタイプのエネルギー源の追加を検討している中、日本の商社丸紅(8002.T)は3月、サウジアラビア政府系ファンドと協力してサウジアラビアでのクリーンな水素生産を研究することに合意した。多様化するために。 その経済は石油に基づいています。
杉山健太郎氏と村上さくら氏による追加レポート。 カティア・ゴルブコワによる執筆。 編集:マーク・ハインリッヒ
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