[10月12日 ロイター] – 仮想通貨取引所ディーカレットは、日本企業グループが2024年7月までにクリーンエネルギー証明書の交換および決済用のデジタル通貨を開始すると木曜日に発表した。
ディーカレットによると、GMOあおぞらネット銀行は円ベースのデジタル通貨「DCJPY」を発行し、通信会社インターネットイニシアティブ(IIJ)によるクリーンエネルギー証書の決済に使用されるとのこと。
DCJPYの取引はディーカレットが立ち上げたネットワークを利用して行われるが、このネットワークはステーブルコインとは異なり、ブロックチェーン技術を通じた銀行預金によって裏付けられているとディーカレット氏は付け加えた。
この発足は、銀行預金やブロックチェーン技術に裏付けられたデジタル通貨の数が増加している他の国々と同様に日本に加わることになり、独自のデジタル円を発行する中央銀行の計画に影響を与える可能性がある。
ディーカレットは、デジタル通貨の利用に関心を持つ日本企業のコンソーシアム間の議論を調整することで、デジタル通貨の導入の先頭に立っている。
メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループ( 8306.T )、みずほフィナンシャルグループ( 8411.T )、三井住友フィナンシャルグループ( 8316.T )を含むこのコンソーシアムは、共通のソリューションを開発する方法を模索するために定期的に会合を行っている。 。 デジタル決済のインフラストラクチャー。
木原ライカさんによるレポート。 編集:クリシュナ・チャンドラ・エルリ
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