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経済
ニューヨーク、4月2日(時事通信) – フィッチ・レーティングスのソブリン格付け責任者ジェームズ・マコーマック氏は時事通信に対し、日本経済は賃金上昇と安定したインフレの好循環につながる「変曲点」に達した可能性があるとリポートで語った。 最後のインタビュー。
マコーマック氏は「日本はインフレ力学やインフレ期待が変化する、いわゆる変曲点に達している可能性が非常に高い」と述べた。
同氏は、日銀が来年末までに短期金利を0.25%に引き上げる見通しで、その引き上げは「非常にゆっくりかつ非常に段階的」になると予想していると付け加えた。
日銀は先月、マイナス金利政策を終了し、短期金利をゼロから0.1%に引き上げ、17年ぶりの利上げとなった。
マコーマック氏は「賃金の伸びは将来の消費を支え、経済成長を支えなければならない」と述べた。 同氏は、金利上昇について触れ、家計と企業のバランスシートは「かなり堅調で変化を吸収できるようだ」と付け加えた。
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