日米両国は岸田文雄首相とジョー・バイデン大統領による4月10日の首脳会談を計画していると関係筋が木曜日に明らかにした。
両国政府は3月初旬に岸田氏の国賓としての訪問を実現させようとしていたが、バイデン氏の一般教書会議が3月7日に設定されたため、日程が変更されたと関係者は語った。
岸田氏は首脳会談で、防衛、経済安全保障、宇宙、サイバー安全保障の分野での協力強化を呼びかけるとみられる。 同氏は米国議会でも演説する予定だ。
2023年11月16日にサンフランシスコで会談するジョー・バイデン米大統領(左)と日本の岸田文雄首相。 (写真提供:内閣広報室)(京都)
関係者は、岸田氏は今回の訪問中にワシントン以外の米国の都市も訪問する可能性があると付け加えた。
岸田氏は日本の指導者が国賓として米国を訪問するのは、バラク・オバマ大統領(当時)政権下の2015年に安倍晋三元首相が訪問して以来初めてとなる。
一般教書演説は、民主党大統領にとって、共和党の前任者ドナルド・トランプ氏との再戦で11月の再選を目指して国民の支持を集める機会となる。
関係筋によると、3月5日の「スーパーチューズデー」で米国の複数の州で大統領予備選が行われたことや、来年度予算案に関する日本の国会審議も日米首脳会談を4月に延期する要因となった。
昨年11月にサンフランシスコで開催されたアジア太平洋経済協力フォーラムの年次首脳会議で、岸田氏はバイデン氏が「2024年初めに」米国に来るよう招待したと述べた。
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