県教育委員会は10日、茨城県の高校生がスキューバダイビング中に首を骨折したと発表した。
現場にいた同校水泳部の指導教諭は指導経験はなかったが、4月から着任していた。 茨城県教委は「専門家の意見を踏まえた研修プログラムに沿って実施していた。指導教員やクラスセンスも練習を見ており、(研修に)問題はなかった」としている。
市教委保健体育課によると、事件は5月4日午前10時15分ごろ、学校外の公共施設で発生した。 生徒たちはプールサイドからの飛び込みを10回練習した後、高さ30センチのスタート台に移動し、4回目の飛び込みで深さ1・2メートルのプールの底に頭を打った。
生徒が教師に頭痛を訴え、プール職員が救急サービスに通報した。 学生は搬送先の病院で首の骨折と診断され、翌日まで入院した。 生徒は学校に通い続けているが、全治までに1カ月程度かかる見込みだという。
事故当日、水泳部員はプールの2レーンを使用しており、生徒8人が教師の指導を受けていた。 通常、同施設では飛び込みは禁止されているが、水泳部として許可を得て前学年と同じ練習内容で飛び込みを行った。 先生はプールサイドで部員たちに指導していたという。 同校は事故以来、スキューバダイビングを中止している。
文科省の指導要綱は授業中の飛び込みを原則認めていないが、部活動については触れていない。
【水戸晴美】
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