米政府はデンマークとオランダからウクライナにF-16戦闘機を派遣することに同意したと報じられた。
匿名の米当局者はロイターに対し、ホワイトハウスは欧州2カ国に対し、ウクライナ人パイロットがF-16の訓練プログラムを完了したら、F-16移管要請の承認を迅速化するという正式な保証を与えたと語った。
ポリティコは国務省報道官の発言として、「米国はウクライナにF-16パイロット訓練をできるだけ早く提供する取り組みをどのように支援できるかについて、欧州のパートナーと積極的に協議している」と伝えた。
オランダのウォプケ・フックストラ外相は、「ウクライナへのF-16戦闘機派遣に道を開く」という米国の決定を歓迎した。
「今後、この問題について欧州のパートナーとさらに話し合う予定だ」と同氏は付け加えた。
ウクライナのパイロットの訓練を受け入れているデンマークは、2024年初めにプログラムの「結果」が得られることを期待していると述べ、ウクライナへの航空機の供給についてはこれから話し合うと述べた。
ウクライナはロシアの制空権に対抗するため、米国製のF-16戦闘機を積極的に求めている。 しかしキエフは今週初め、同国のパイロットは今年米国製F-16戦闘機を操縦できないだろうと発表した。
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