[東京 12日 ロイター] – 日本の鈴木俊一財務相は火曜日、日銀が「経済、物価、金融情勢」を考慮して適切に金融政策を実施し、インフレ目標の達成に向けて政府と協力することを期待していると述べた。
鈴木総裁は定例記者会見で、マイナス金利や超金融緩和政策から徐々に脱却することを示唆した上田和夫日銀総裁のメディアインタビューでの発言についてはコメントを控えた。
鈴木氏は「具体的な金融政策運営は日銀が決めることだ」と述べた。
「私は、日銀が引き続き政府と緊密に連携し、経済・物価・金融情勢を考慮しつつ、安定的かつ持続可能な方法で物価安定の目標を達成するため、金融政策を適切に運営することを期待しています。」
読売新聞とのインタビューでの上田氏のコメントを受けて、日銀がマイナス金利政策から脱却するのではないかとの期待から、月曜日、日本の長期金利は9年8カ月ぶりの高水準に上昇した。
上田総裁が土曜日、2%のインフレ目標を達成すれば中銀がマイナス金利政策を解除する可能性があると述べ、利上げの可能性を示唆したことを受け、月曜日の円は対ドルで急上昇した。
梶本哲史氏によるレポート。 編集:サイモン・キャメロン・ムーア
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