[東京 16日 ロイター] – 岸田文雄首相は月曜日、家計の物価上昇による痛みの緩和と賃金上昇を支援するため、来月予定される新たな経済刺激策の柱を明らかにした。
同氏は、岸田首相が火曜日に政府に対し、パッケージを準備し、その財源となる追加予算を迅速に作成するよう指示すると付け加えた。
それには、コストに起因するインフレから人々を守り、賃金と所得の持続可能な成長を支援し、成長を刺激するための国内投資を奨励し、人口減少を克服するための改革、インフラへの投資を促進するための措置が含まれる。
首相は新たな経済対策により、コスト削減に重点を置く傾向にある日本経済をそのような慣行から転換すると約束した。
岸田氏はまた、食料品やエネルギーの輸入代金を押し上げることになる円を売ろうとしている投資家に対し警告し、非常な危機感を持って通貨の動向を注視していると述べた。
岸田氏は外国為替市場について「ファンダメンタルズを反映して通貨が安定的に動くことが重要だ」と異例の発言で述べた。 「過度のボラティリティは望ましくない。」
追加予算の規模や内容は依然として不透明だ。
岸田氏は、早期選挙を実施するために衆議院を解散する機会についての質問に対し、現在は新たな景気刺激策や延期できないその他の問題に集中しなければならないため、そのような選択肢は検討していないと述べた。
(杉山聡氏と梶本哲史氏による報告 – アラビア報のためにモハメッド氏が作成) トビー・チョプラ氏とエド・オズモンド氏が編集
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