ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日、第二次世界大戦後の日本との平和条約を再交渉する条件はないと述べ、日本政府がウクライナ支援で二国間関係を悪化させていると非難した。
サンクトペテルブルクでの国際通信社の代表者らとの会談で共同通信の質問に対し、プーチン大統領は、ロシアは「そのような対話に参加することを拒否していない」が、そのためにはまず日本の立場を変える必要があると述べた。 ウクライナ戦争中。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2024年6月5日にサンクトペテルブルクで国際通信社の代表者らと会談した。 (スプートニク/クレムリンプール写真)(AP通信/共同通信)
2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻後、ほぼすべての二国間交渉が行き詰まっている中、プーチン大統領は「これまでに行われたことはすべて日本によって行われた」と述べた。
同年3月、ロシア政府は、戦後ロシアに経済制裁を課したことを非友好的として批判し、日本との平和条約交渉を停止すると発表した。
サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの傍らで行われた会合で、プーチン大統領は、日本の北海道沖にある係争中の島々への東京との訪問を辞退するつもりはないと述べた。
しかし、同氏は同地域を訪問する当面の計画はないと述べ、他の用事で忙しいことを示唆した。
日本とロシアは、1945年8月15日の第二次世界大戦でのアジア諸国の降伏後、ソ連が占領した4島の主権をめぐって対立してきた。
択捉島、国後島、色丹島と歯舞群島(日本の北方領土、ロシアの南千島として知られる)を巡る紛争により、両国は戦後平和条約を結ぶことができなかった。
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