【ペット都市伝説】犬が自閉症に?予防接種の恐るべき副作用とは…

こうした反ワクチン運動の支持者たちは、予防接種などには、子供の自閉症の原因となるなどの重篤な副作用があると信じているとされる。そのため、予防接種を控える動きが出始めており、米国を中心として、ペットの予防接種にも波及しているというのだ。

イギリスの獣医師会は、次の声明を発表している。

「ワクチンの接種によって、自閉症のような行動を起こす可能性があると懸念を表明している米国の反ワクチン主義者のペットオーナーが増加しているという。しかし、犬の自閉症の発症、及び予防接種と自閉症の関連には、科学的な根拠は一切ない。すべての医薬品には潜在的な副作用を持っているが、ことワクチンの場合は(副作用が重篤化するケースは)かなり稀で、予防接種により病気から守られることの利益は、副作用の有害性を遥かに上回っている」

だが、犬の心理学と動作についてのインターナショナル・スクールの創設者であるリサ・テンジン・ドルマによれば、「犬の自閉症についての科学的な根拠はないが、我々は犬たちの行動に顕著な変化が起きる事例を見てきた」と獣医師会の主張に真っ向から反論。そのうえで「(犬が自閉症にならないという)科学的根拠の不足により、反ワクチンのペットオーナーたちに予防接種を勧められない」というコメントを発表。このコメントは現地の朝のニュース番組も興味を持ち、実際に予防接種をさせないと考えているペットオーナーを探そうとSNSのTwitterで呼び掛けたところ、「科学的根拠のない危険な考えを放送するな」という批判が殺到する事態に発展。「予防接種の議論のために、バランスの取れた科学的な意見も出す」と声明を発表するに至るなど、現在イギリスではこの問題がかなりの注目を集めているようだ。

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