<日大悪質タックル問題>大塚学長「お詫び」「お願い」会見全文⑤

2年前の日大アメフト部集団退部事件について

【司会者】次の方にお願いいたします。

Q.情報が最終責任者の学長まで、どのレベルの内容まで届いているかという趣旨でお聞きしたいのですが、内田前監督が監督に復帰して2年前に20人ほどまとまって部員がお辞めになったというお話を聞いているんですが、その報告は学長の方には届いているのでしょうか? あるいは届いていなかったとして、そういう話を、あるいは聞いているということはあったのでしょうか?

【大塚吉兵衛学長】

残念ながら、その内容について私は存じておりません。別な意味で申しますと、学生の学部が今まで違っていると、その学部で学生の大学というのはそのまま学部で処理されておりましたので、私の方にはまとまった形でそういう連絡が上がるということではございません。今では全部学長の方でそれの判定を行うような形になってきております。

Q.100人を超える部だとはいっても、20人ほどまとまってお辞めになるということになると、なんらかの問題、それは別に指導者側の問題なのか学生の問題なのかは分かりませんが、なんらかの問題があるのではないかというふうに僕らは考えるのですが、いま、その話を聞いた上で言うと、どんなふうにお感じになるでしょうか?

【大塚吉兵衛学長】

その当時の指導者から状況をうかがわないとちょっとよく分かりませんが、数がその通りであれば、かなり急激な退部であろうなというのは感じます。

Q.そうすると、この半年間のことを何も問題がなかったというふうに思っていらっしゃったとおっしゃっていましたし、そういう認識であったと思うのですが、そういうことはほとんど最終責任者の学長には伝わっていない。知られていないというふうなことになると、どこまで最終責任者が体育会、各部の活動がどのように行われているかということはほとんど分かっていない、把握できていないという風にも感じてしまうのですが、そこら辺はいかがでしょう?

【大塚吉兵衛学長】

それが今までのガバナンス体制だったんですけども、近年、退学についてというのは、今まで各、僕が学長になったころは、入学は学長の許認可なんですが、退学は学部の許認可事項になっておりまして、部が一括して出てくるというのがないので、その報告が上がってこないとよく分からないというままで、たぶん過ごしてきてしまっていたと思っております。いまは全部、各学生が退学する折も、学長に全部、各学部からそういう事由を上げてくるということになっておりますので、今後はそういうことも把握できると思います。

Q.最後に、今のご趣旨はよく分かったのですが、現実問題としてアメリカンフットボール部であったり、強いところの部というのは現実に指導、コーチの編制だとか人事なんかも含めて実際には責任者の統括しているというところで、アンタッチャブルになっているということはないでしょうか?

【大塚吉兵衛学長】

それは各部で今度集めて、監督、コーチにそういうことがあるかないか、あるいは主将、主務、そういうのも別な機会に呼んでおりますので、そういうところでそれぞれ調査をしていかなければならない問題になっているのかなという気がしております。

Q.ありがとうございました。【司会者】ありがとうございました。

内田前監督に対し、大塚学長が指導するべきではなかったか?