「ミニストップ成人誌販売中止」は出版社壊滅への引き金?

ミニストップによると、「日本の総人口が減少に転じる中、女性がコンビニエンスストアを利用する機会が増えてきております。当社において も中食・内食商品の強化やWAON POINTカードの導入など、女性にとってもより利便性の高いコンビニエンスストアへの変化を進めております。これらの取り組みの一環として、かねてより成人誌の陳列対策に取り組まれていた千葉市からの働きかけをきっかけとして、千葉市および国内全店舗で成人誌の取り扱いを中止する判断をいたしました(同社HPより)」と発表した。

同社の藤本明裕社長は記者会見にて、販売中止を決めたきっかけとして、「青少年の健全育成などの観点から、また、販売方法の配慮を求めてきた千葉市からの働きかけがあった」と説明。千葉市の熊谷市長が、2020年東京五輪・パラリンピックなどを踏まえ、「現状(のコンビニでの販売方法)は国際的な感覚に照らして疑問を持たれかねない」と対策に取り組む意向を示したのがきっかけだという。

また、利用客からの「成人向け雑誌があると、子供連れの場合、入店を躊躇してしまう」という声が後押ししたことも事実であろう。ミニストップでは、雑誌売り上げに占める成人誌の割合は1割程度であり、すでに成人誌の販売を中止している一部の店舗では女性客が増えているという。