<全米発>死亡者続出で電子タバコが規制へ

トランプ大統領のトップダウンで決定

アメリカ・カンザス州でこの程、電子タバコによる健康被害が原因とみられる6件目の死亡が確認されたとニュースなどで大きく報じられた。

これがきっかけとなったのか、トランプ大統領は11日フレーバー付きの電子タバコの販売を禁止する方針を表明した。

(画像はイメージです)

アメリカでは使い捨て、カートリッジ式を含め、ニコチン入りやそうでないもの様々な種類の電子タバコが出回っており電子タバコ市場は活況を呈していた。

若者の間で流行してい電子タバコJuul(ジュール)の販売サイトを見てみるとサイトからの購入は21歳以上となっているが、州によっては販売を禁止されているところもある。

Juulにはニコチンが含まれておりニコチンの強さは3%か5%のどちらかを選べるようになっている。フレーバーはミント、マンゴー、クリーム、キュウリ、フルーツ、メンソール等多くの種類から選べるのも人気の理由だ。

筆者も実際にマンゴーとミントを吸ってみたがガムを口に含んだ時のような感覚で普段タバコを吸わない筆者でも吸いやすく、咳きこむ事もなかったが、ニコチンはしっかり含まれているので頭がクラクラしたのも事実だ。

電子タバコ販売禁止に対しTwitter等に寄せられている意見を見ていると「長年電子タバコを吸い続けているが何の問題もない「電子タバコに切り替えたおかげで普通のタバコを止められ体調も良くなった」という電子タバコ愛用者の書き込みが多く見られ、禁止されたら普通のタバコに戻らないといけなくなるという不安が広がっている。

その一方で若者が気軽に手を出してしまい危険なのでただちに禁止すべき、と禁止に賛同する意見も多かった。また電子タバコは構造上、違法ドラッグを混入することが可能で、犯罪行為に使われている側面もあったことが規制の大きな要因ともいわれている。

禁止を表明したトランプ大統領に対しては「何百人、何千人も銃が原因で死んでいるのに銃規制は一向に進めず、6人目の死者が出た電子タバコに関してはこんなに早く禁止する動きに出るのか」との厳しい書き込みも多数寄せられているが、ともかくアメリカでの電子タバコの規制は進みそうだ。今後はこの動きが日本まで広がっていくのか、大きな関心が寄せられている。

(文 美良)

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