[東京 16日 ロイター] – 日本の岸田文雄首相は、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に先立って木曜日に首脳らと会談し、半導体分野の活性化に努めている日本への世界的半導体メーカーからのさらなる投資を歓迎し期待していると述べた。
米国が同盟国に対し、中国のチップや先端技術の開発に対抗するようますます強く求める中、金曜日に始まるG7首脳年次会合では中国が議題の最優先課題となる見通しだ。
台湾が自動車やスマートフォンから戦闘機に至るまであらゆるものに使用されるチップの主要生産国となっているため、台湾と米国と中国との間の緊張の高まりは半導体業界に深刻な課題をもたらしている。
岸田氏は、マイクロン・テクノロジー(MU.O)、インテル(INTC.O)、台湾積体電路製造(2330.TW)の関係者を含む幹部らに対し、サプライチェーンの安定がG7会談での議題になると語った。広島市西部。
岸田氏は「日本への投資に前向きな姿勢を大変うれしく思う。政府全体として対日直接投資を増やし、半導体産業を支援してほしい」と述べた。
産業省当局者はその後、岸田氏は半導体のサプライチェーン強化に向けた協力を強化したいと述べ、西村康稔産業大臣は、日本は昨年度の補正予算から1兆3000億円を日本の半導体事業支援に充てると述べた。
マイクロンは声明で、極紫外線(EUV)技術を日本に導入する初の半導体企業となり、日本政府の支援を受けて最大5000億円(37億ドル)を投資すると発表した。
同社はまた、国内での次世代メモリチップの製造を支援するため、日本から約2,000億円の奨励金を受け取る準備をしているとブルームバーグ・ニュースが水曜日に報じた。 続きを読む
工業省関係者は、日本がマイクロンに支援を提供するかどうかはまだ決まっていないが、できるだけ早く支援を行うと述べた。
G7サミットは金曜日から日曜日まで開催され、岸田氏は木曜遅くにジョー・バイデン米国大統領と会談する予定だ。 続きを読む
(1ドル=135.0500円)
(取材:小宮貫太郎) 編集:キム・チャンラン
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