警視庁は火曜日、バンダイナムコエンターテインメントの元社員の男(59)を会社資産5,400万円(34万5,300ドル)を横領した疑いで逮捕した。
東京都町田市の豊澄洋一容疑者は2020年、30回にわたって会社所有のスマートフォンなど約500台を東京都内の中古品店に無断で販売したと警察が明らかにした。
警察によると、男は「間違いない」と犯行を認めているという。
捜査関係者らによると、豊澄容疑者は在任中、ゲームソフト開発に使用される携帯端末の調達、流通、管理の全責任を負っていた。
警察は、2015年から2022年にかけて携帯端末約4000台を違法販売し、逮捕された5400万円を含む総額約4億円を横領した可能性があるとみている。
豊澄容疑者は、違法な販売で得た収益をガールズバーなどの風俗店への訪問などの個人的な支出に充てていたと伝えられている。
ビデオゲーム出版社の親会社であるバンダイナムコホールディングスは、同社のシステムに登録されている携帯電話の数と実際に使用されているデバイスの数に不一致が見つかり、2021年11月に詐欺容疑が発覚したと述べた。
これらの暴露を受けて、豊住氏は2022年12月にその職を解任され、2023年12月に刑事告発された。
バンダイナムコの広報担当者は「警察の捜査に全面的に協力しており、今後このような事件が起こらないよう内部管理の強化に努める」と述べた。
ジャパンタイムズによる翻訳
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