中国の習近平国家主席は米国のビジネスリーダーらと会談し、両国関係の改善を支援するよう呼び掛けた。
中国外務省によると、習主席は水曜日、北京の人民大会堂で大手投資会社や半導体企業を含む米国企業の高官らと会談した。
習主席は、中国と米国の関係は「過去数年間、いくつかの深刻な後退と課題を目の当たりにしており、そこから教訓を学ぶべきだ」と強調した。 同省によると、習主席は両国は「互いの発展を妨げるのではなく、助け合うべきだ」と付け加えた。
習氏は世界経済の回復には両国の協力が不可欠だと述べたと伝えられている。 同氏は米国に対し「中国と同じ方向で協力」し、「両国の共存に向けた正しい道を模索する」よう求めた。
習氏が外国企業の関係者と会うのは珍しい。 李強首相は1月に中国を訪問した際、日本のビジネスリーダーらの代表団と会談した。
関係者らは、習主席が経済協力を通じて両国関係を安定化させたいと考えていると指摘している。 中国は半導体など先端技術を巡って米国と対立しており、中国政府は外国企業からの直接投資が減少している。
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