2度の世界チャンピオンである宇野昌磨は、フィギュアスケートのグランプリファイナル出場を目指し、NHK杯で新たなプロジェクトを披露する。
元世界チャンピオン2度のステファン・ランビエール氏の指導のもと、宇野選手は今シーズン、大阪で披露される2つの新しいプログラムを発表した。
「私は新しいプロジェクトを通じて、アイススケートが単にジャンプを跳ぶだけではないことを証明することを目指しています」と宇野は日本の放送局NHKに語った。 「ループやその他の細部にもっと焦点を当てるようにしています。」
今月初めの中国杯で準優勝、過去2年間に優勝した国際スケート連盟シリーズでは6位となった宇野は、母国グランプリを本命としてスタートする。
ここで3連覇を達成すれば、12月7~10日に北京で開催されるグランプリファイナルへの出場権が得られる。そこでは各分野の上位6人が競う。
フランスのアダム・シャオ・ヒム・ファ、アメリカのイリヤ・マリンン、日本の三浦佳生はすでに北京への出場権を獲得している。
マリンはシーズン開幕戦のスケート・アメリカで4回転を4本決めて優勝し、フランスグランプリではシャオ・ヒム・ファに次ぐ2位となり、GB決勝への出場権を獲得した。
そして、2022年オリンピック銀メダリストの日本の柿山優真選手は、北京出場のチャンスをかけて大阪に出場する。
昨シーズンのほとんどを怪我で欠場した柿山は、決勝に進むためには1位か2位でフィニッシュしていたはずだ。
女子部門のトップは世界銀メダリスト、韓国のイ・ヘインだ。 彼はフランスグランプリで4位に終わっており、決勝に出場するには大阪で勝つ必要がある。
フランスの銀メダリスト、ニーナ・ピンカロン(ベルギー)、欧州チャンピオンのアナスタシア・クバノバ(ジョージア)、そして日本の樋口新葉が出場するはずだ。
2度の世界チャンピオンである日本の坂本花織、米国のイサブ・レビト、ベルギーのロナ・ヘンドリックスはすでに北京への出場権を獲得している。
16歳のレビトは米国で2位となり、フランスでも優勝した。
伝統的に世界大会を独占してきたロシアの女子スケーターは、ロシアのウクライナ侵略に対するISUの出場停止処分のため、参加しなかった。
ペアでは、大阪で争う4チームに北京への出場権が与えられる。
その中には、先週のグランプリ・エスポーで優勝したドイツのミネルバ・ファビアン・ヘイズとニキータ・ヴォロディン、欧州銀メダリストのレベッカ・ギラルディとイタリアのフィリッポ・アンブロジーニも含まれる。
アメリカのチェルシー・リューとバラス・ナジが決勝進出をかけてアウトサイドショットを決めた。 彼らはスケートアメリカで銅メダルを獲得しており、今季は先行するチームを上回らなければならない。
アイスダンスでは、世界銀メダリストのシャーリーン・ギナードとマルコ・ファッブリ(イタリア)、ヨーロッパ銀メダリストのリラ・フィアーとルイス・ギブソン(イギリス)が、大阪でグランプリファイナルの残り2ポイントの獲得を目指す。
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