日本時間2024年1月23日14時24分
東京(時事通信社)-岸田文雄首相は月曜日、賃金がインフレよりも早く上昇することを確実にするため、今春は前年よりも大幅な賃金引き上げを要求した。
岸田氏は、今週始まる予定の今年の春闘「春闘」で持続的な賃上げを達成する方法を議論するために政府、企業、労働者の代表が会合する中でこのコメントを述べた。
参加者は主に、中小企業が賃上げ資金を確保するために増加したコストを顧客に転嫁するのを支援する取り組みの進展について議論した。
参加者には岸田氏のほか、経団連の戸倉正和会長、日本労働組合総連合会の吉野智子会長らも出席した。
三党が賃上げを協議するのは昨年11月以来で、2021年10月の岸田首相就任後は3回目となる。春闘が始まる1月にこうした協議が行われるのは異例だ。
岸田氏が目指すデフレ完全脱却は、国内雇用の7割近くを占める中小企業の賃金引き上げと大企業の高水準の継続にかかっている。
月曜日の会合で岸田氏は関係者に対し、企業が増加した人件費を顧客に確実に転嫁するために11月に定めたガイドラインを順守するよう呼び掛けた。
2024年の春通は水曜日の労使間の会議で始まる予定だ。 日銀はマイナス金利政策を終了するかどうか決定する協議を注視しているため、結果は日本経済と国民生活に大きな影響を与える可能性がある。
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