日本の南西部の島で韓国のケミカルタンカーが転覆し、8人が死亡した。
このタンカーには、接着剤、塗料、艶出し剤に使用される腐食性化合物であるアクリル酸が980トン積まれていた。
乗組員1名は生き残って救助されたが、他の2名は船が転覆して以来行方不明となっている。
日本の海上保安庁は、東京から約1000マイル離れた日本のムツル島付近で悪天候のため傾斜していたケミカルタンカー「ケオヨン・サン」から救難信号を受け取ったと発表した。
救助隊が現場に到着するまでに船は完全に転覆しており、NHKの映像には海が沈みながら船が逆さに横たわっている様子が映っていた。
化学物質タンクからの漏れは検出されていないが、当局はどのような環境保護対策が必要かを調査している。
当局者らによると、船には乗組員11人が乗っており、うち9人が発見されたという。
乗組員1名はインドネシア出身で生存が確認されており、沿岸警備隊は残り2名を捜索している。
カン・インスン外務次官が救助活動を支援するために利用可能なすべての資源を動員するよう当局に要請したため、韓国当局者らはこの事件について話し合う会議を開催した。
外務省によると、同氏は関係者に対し、韓国選手団メンバーの親族を助けるよう要請したという。
海上保安庁によると、船は日本の姫路港から韓国の蔚山に向かう途中だった。
沿岸警備隊によると、船長は韓国人で、乗組員には韓国人1人、中国人1人、インドネシア人8人が含まれている。
昨年11月には黒海で激しい嵐に見舞われ貨物船が真っ二つになり、9人が死亡した。
トルコ船籍のカフカメトラル号は、トルコ北部のエレクリ沖で防波堤に数回衝突した後、沈没したと当局が発表した。
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