北京(共同)-オスカー賞を受賞した日本の宮崎駿監督のファンタジーアニメーション映画「少年とサギ」は、先週水曜日の公開以来、中国の興行収入でトップとなり、これまでに約5億5000万元(7600万米ドル)を稼いだ。 国営新華社通信が伝えた。
中国の映画データプラットフォーム「茅燕」によると、この公開は宮崎監督の中国での興行収入としては史上最高となり、2019年の興行収入4億8800万元のオスカー受賞作「千と千尋の神隠し」を上回った。 同通信は、中国の劇場での映画の興行収入が日本の興行収入を上回ったと伝えた。
少年が空想の旅を通じて母親の死にどのように直面するかを描いた『少年とサギ』は、昨年7月に日本で劇場公開された。
その後、1月のゴールデングローブ賞、2月の英国アカデミー賞、3月の米国アカデミー賞で長編アニメーション部門の最高賞を受賞するなど、数々の賞を受賞した。
新華社は、北京大学映画テレビ演劇研究所所長の陳樹光氏の発言として、この映画は先週土曜日まで中国で行われた3日間の清明の墓掃除休暇とテーマ的に共鳴していると伝えた。
チェン氏は、83歳の監督の中国での絶大な人気もこの映画の傑出した成績につながったと付け加えた。
ネット上では「人生の豊かさを教えてくれた」など肯定的な感想が多く投稿された。
最新作は「ジブリを愛した人たちへの感謝のメッセージ」であると、宮崎監督の制作会社スタジオジブリのプロデューサー兼共同創設者である鈴木敏夫氏は、中国のソーシャルメディアプラットフォームXに相当するWeiboに投稿されたビデオの中で述べた。 。
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