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ベトナムに進出している日系企業の半数が事業拡大を模索中

ベトナムに進出している日系企業の半数が事業拡大を模索中

ベトナムはこれまで2年連続でランキング1位となっている。

日本貿易振興機構(ジェトロ)がベトナムの日本企業の海外投資状況を発表した2023年度の日本企業の海外投資状況調査によると、比率は56.7%で、ベトナムの同調査結果より3.3ポイント低かった。 2022年。

ジェトロが2023年に調査したアジア太平洋市場の中でも、ベトナムへの事業拡大を計画している日本企業の割合もインドやバングラデシュに比べて遅れている。

業種別にみると、調査対象となった日系製造業の47.1%がベトナムでの事業拡大を希望しており、非製造業と小売業は65.5%、100%となっている。

「ベトナム市場を拡大し、支配するために投資する日本企業が増えている。IT企業はより多くの投資を行う傾向にある」とジェトロ・ホーチミン駐在首席代表の松本伸之氏は語った。

日本企業は、将来の潜在的な成長市場としてベトナムの魅力を評価している。 もう一つの強みは、社会的、政治的状況が安定しており、人件費が安いことです。

しかし同氏は、複雑な行政手続きや人件費の増加、透明性を欠く不完全な法制度があると述べた。

2023年にベトナム事業で利益を上げると見込む日本企業の割合は54.3%で、東南アジア平均を約6.6ポイント下回った。

その背景には、内外需要の減少、人件費や原材料費の上昇、競争の激化などが挙げられます。

調査対象となった日本企業の半数は、2024年には利益が改善すると回答した。

松本氏は「輸出は厳しい年だったが、来期には回復すると予想される」と述べた。

昨年、日系企業のベトナム現地化率は41.9%に上昇した。 ジェトロは、企業には依然として現地購入を促進する大きなインセンティブがあり、同時に裾野産業のさらなる発展が期待されていると述べた。

松本氏は「近い将来、技術士など質の高い人材の確保が課題となる」と話す。

統計総局によると、日本の投資家はベトナムに65億7,000万米ドルを注ぎ込み、2023年の海外直接投資総額の17.9%を占め、2022年と比べて37.3%増加し、ベトナムに投資している国・地域の中で第2位となった。

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