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中国のノーベル賞受賞者が戦時中の日本兵を「美しい」として訴訟を起こす。

中国のノーベル賞受賞者が戦時中の日本兵を「美しい」として訴訟を起こす。

自称愛国者の中国人ブロガーが、大日本帝国兵士を美化し、近代中国の創始者である毛沢東を侮辱したとして、ノーベル賞作家の莫言氏を訴えている。

2月20日に起こされ、北京の裁判所に提出された訴訟で、ブロガーのモー氏は国民への謝罪と、中国国民一人当たり1元に相当する15億元(2億900万ドル)の損害賠償を求めている。 さらに、モーの本を本棚から撤去するよう要求する。

裁判所はまだこの訴訟を受理していない。

2013年3月の資料写真には、北京にいるノーベル賞作家莫言の姿が写っている。 (京都)

莫言は、2012年にノーベル文学賞を受賞した初の中国人作家であり、小説『紅高梁家素』で最もよく知られている。 この物語は、海賊文化、日本占領、中国の貧しい農場労働者が直面する苦難を描いています。

この小説を原作としたチャン・イーモウ監督の映画は、1988年のベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した。

同ブロガーは、毛氏の著書は日本兵を「美化」し、中国共産党指揮下の軍隊の歴史を「歪曲」し、毛沢東とこの国の英雄や殉教者を「汚す」ものだと述べた。

共産党系新聞「環球時報」の元編集長胡錫進氏は、この事件をネット上の注目を集めるための「デマ」だと述べ、モー氏を擁護した。

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