台風シャンシャンは午前中に九州南部に上陸し、宮崎県の一部に約2フィートの雨を降らせたと気象庁(JMA)が発表した。
24時間降雨量の合計は8月の平均降雨量を上回り、川が増水して氾濫の恐れがあると発表した。
台風は宮崎市の中心部を縦断し、木々を根こそぎにし、駐車場で車を横倒しにし、いくつかの建物の窓を割った。災害対策本部によると、建物40棟が被害を受けた。
NHK公共テレビで放送された映像では、宮崎県北部の人気温泉地、大分県由布市で川が氾濫する様子が映っていた。
台風は全国のほとんどの地域、特に九州南部の県に強風、高潮、大雨をもたらすと予想されていた。
気象庁によると、正午までにシャンシャンは時速9.0マイルで北上し、風は時速128マイルまで弱まった。
宮崎市では十数人が負傷し、その多くが地面に投げ出された。消防庁(FDMA)は、近くの熊本県と鹿児島県で避難所に向かう途中でそれぞれ1人が負傷したと発表した。
九州電力によると、九州全土で25万世帯近くが停電し、そのほとんどが鹿児島県だった。
台風の到来に先立ち、大雨で鎌郡市中心部の家屋が埋まり、住民3人が死亡、2人が負傷したと市防災課が発表した。
消防庁によると、台風が通過した南の島・奄美では、バイクに乗っていた人1人が強風で転倒し負傷した。
台風が今後数日間かけて日本列島をゆっくりと通過し、洪水や土砂崩れの恐れがあるため、気象当局や政府当局は大規模な被害を懸念している。
東京地方では台風の影響はまだ出ておらず、通常通りの営業となっており、今週末は大雨が予想されています。
松村祥文防災大臣は、台風は「前例のない」レベルの暴風、高潮、高潮、大雨をもたらす可能性があると述べた。
同氏は水曜日の対策本部会議で、人々、特に高齢者に対し、安全上の懸念がある場合には躊躇せず避難するよう呼び掛けた。
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