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日本の姫路城、プロの通訳ガイドの誘致に苦戦

日本の姫路城、プロの通訳ガイドの誘致に苦戦

読売新聞
2018年、兵庫県姫路市で姫路城の説明を聞く外国人観光客。

兵庫県姫路市 – ユネスコの世界遺産である姫路城は、ツアーグループを案内できるプロの通訳者の深刻な不足に悩まされている。

コロナ禍で訪日外国人客が激減し、国家資格の通訳案内士の多くが職を失い、転職した。

姫路市のイベント企画や人材育成を担う非営利団体「姫路コンベンションサポート」は、国家通訳案内士の資格取得に向けた英語ガイド養成講座を10月に姫路城で開催する。

国家通訳案内士試験は、観光庁に代わって日本政府観光局が実施しています。

関西広域連合によると、2022年3月末時点の通訳案内士数は兵庫県1362人、大阪府2098人、京都府1057人。

全国には約27,000人の通訳案内士が登録されています。

通訳案内士には、言葉を話すだけでなく、日本の歴史、地理、文化など、さまざまなテーマについて話せることが求められます。

一方、国境規制の解除を受けて、姫路城を訪れる外国人観光客の数は回復している。

姫路市の調査によると、2018年度と2019年度に来城した外国人は40万人近くと、全来城者数の4分の1を占めた。 しかし、コロナ禍の2020年度と2021年度の海外旅行者数は1万人未満に減少した。

姫路市によると、2022年度の外国人観光客は約10万人で、2023年度にはさらに増加すると予想されている。 観光案内所を訪れた外国人観光客のうち、流行前の台湾からの観光客が最も多かった。 しかし、2020年度以降はフランスと米国からの観光客がトップの座を獲得した。

英語を話す翻訳者が多く必要とされている現在の状況において、組織はトレーニングコースを開始することが急務であると感じました。

このコースは 8 つのセッションで構成されており、最初の 3 つはガイドに何をすべきか、何をしてはいけないのか、砦のどの場所を案内するか、適切な説明の仕方、正しい砦への行き方を教えることに専念しています。時間。

第4回は郷土史家が姫路城の守りについて、刀剣家が日本刀の歴史について語る予定です。 第5回から第8回までは実践的な研修となります。

通訳案内士は通訳ボランティアとは異なり、専門的な知識を持ち、国際会議などの仕事で訪れる外国人観光客の案内を依頼されます。

同非営利団体は、砦に関するさまざまな視点からの質問に答え、豊富な知識に基づいた説明や旅程の管理などを行える専門家を育成したいとしている。

同団体事務局長の玉田エイミーさんは「彼らは国家通訳案内士の資格を取得しているものの、社会問題や政策の影響を受け、技能を発揮する機会を失っている人も多い」と話す。 。 「大阪・関西万博を2年後に控えており、来場者のニーズに合わせた通訳者を育成したいと考えています。

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