ダッカ / バルセロナ – 5月初旬にベンガル湾でサイクロン・モカの勢力が強まる中、世界気象機関(WMO)は、世界で最も弱い立場にある数十万の人々に「重大な影響」を与える可能性がある「極めて危険な」嵐について警告した。
バングラデシュとミャンマーの当局と援助機関は、紛争や軍事弾圧によって避難したロヒンギャ家族が暮らす広大なキャンプが直撃を受ける可能性があるとの懸念が高まる中、沿岸住民約40万人を避難させた。
急速に温暖化が進む世界では、また強力な台風の到来に驚いた人はほとんどいなかったが、災害専門家らは死者数が比較的少ないことを強調し、被害の大きかったミャンマーでは数百人、バングラデシュではゼロと推定されていると指摘した。
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